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Interview
手島健太 おむすびと

父の代から始まって創業46年を超える仙川のomusubi teshimaの2代目に会ってきた

手島健太

取材日:2020.08.19

東京都調布市仙川にある「omusubi teshima」の2代目、手島健太さん。
幼少の頃から、お父さんのお米の配達についていったりしていたこともあり、お米屋・おむすび屋を継ぐのは自然な流れだったという手島さんに、お店のことや、これからやりたいことなどを伺ってきました。

おむすび屋になると、日焼けする!?


おむすびマンくぼ田

omusubi man KUBOTA

手島さん、こんにちは!
本日はよろしくお願いします!

手島さん(omusubi teshima)

Mr. Teshima(omusubi teshima)

よろしくお願いします!

おむすびマンくぼ田

omusubi man KUBOTA

早速、聞きたいことがあって、、、おむすびに関係ない質問かもしれないですが、、、
手島さん、かなり日焼けしているように見えるんですが、配達とかで黒くなるんですか!?

手島さん(omusubi teshima)

Mr. Teshima(omusubi teshima)

これはね、、、サーフィンです!笑
僕、海が大好きなんですよ。海とおむすびは欠かせない存在で。


波にのってる手島さん


おむすびマンくぼ田

omusubi man KUBOTA

おー!サーフィン!
omusubi teshimaさんのロゴも、意識して見ると、波の雰囲気を感じますよね!”



手島さん(omusubi teshima)

Mr. Teshima(omusubi teshima)

そうそう!
これは親戚のデザイナーさんにお願いして作ってもらったんです。
あとロゴ以外にもこういうのも。




おむすびマンくぼ田

omusubi man KUBOTA

めちゃかっこいいですね!!


手島さん(omusubi teshima)

Mr. Teshima(omusubi teshima)

あと、ロゴというと、もうひとつ!うちのキャラクターがいるんだけど。

おむすびマンくぼ田

omusubi man KUBOTA

これですね。



手島さん(omusubi teshima)

Mr. Teshima(omusubi teshima)

これは、うちのおふくろがモデルでね。
父の代の時にデザインしたものを、今でも使ってるんですよ。

おむすびマンくぼ田

omusubi man KUBOTA

お父さんの代から続いてるんですよね!
では、ここから詳しく、omusubi teshimaと手島さん自身について聞かせてください!

小学校の文集に『米屋になる!』と書いていた


おむすびマンくぼ田

omusubi man KUBOTA

お父さんの代から始まったおむすび屋さんということですが、手島さん自身がおむすび屋さんになることになったキッカケはなんだったんですか?

手島さん(omusubi teshima)

Mr. Teshima(omusubi teshima)

キッカケで言うと、自分が二十歳を過ぎた頃に父が怪我をして、お米の配達などが難しいということになって、
そのタイミングで、一緒に仕事をするようになったというのが最初のキッカケですね。

おむすびマンくぼ田

omusubi man KUBOTA

元々の予定にはなかったけど、お米屋&おむすび屋を一緒にやる形になったってことですか?

手島さん(omusubi teshima)

Mr. Teshima(omusubi teshima)

いや、もともと、継ぐつもりではいましたよ。
小学校の時の文集を見ると、当時サッカーをやっていたので『サッカーの日本代表になる!』って書いていて、
そのあとは監督になって、カメラマンとかもやって〜って具体的に書いてあったんですけど、
ちゃんと最後は『米屋になる!』って書いてありましたからね。笑

おむすびマンくぼ田

omusubi man KUBOTA

小学校の時から、『米屋になる!』っと自分で決めていたのは、すごいですね。

手島さん(omusubi teshima)

Mr. Teshima(omusubi teshima)

小学校入る前の保育園の頃から、お米の配達に行く父のバイクの後ろに乗ったりして米屋の息子として育てられてましたからね。
米屋になる!って思うのはもう自然でしたね。違和感はなんもなかったです。


手作りなのは、おむすびだけじゃない!


おむすびマンくぼ田

omusubi man KUBOTA

お父さんの代から数えると、おむすび屋さんはもうすぐ50年を迎えるんですよね?

手島さん(omusubi teshima)

Mr. Teshima(omusubi teshima)

父がお米屋を始めて51年、おむすび屋を始めて46年、omusubi teshimaにリニューアルしてからは9年、来年2021年で10年ですね。

おむすびマンくぼ田

omusubi man KUBOTA

長い歴史が刻まれてきたお店ですよね。
お店のコンセプトはリニューアルして変えたりされたのですか?

手島さん(omusubi teshima)

Mr. Teshima(omusubi teshima)

それは、父の代からずっと変わらず、シンプルであたたかみのあるお店であること。
おむすびを食べてもらった人に笑顔になってもらいたい、そういう想いもずっと変わらずです。

おむすびマンくぼ田

omusubi man KUBOTA

すてきです。
冒頭でロゴも親戚のデザイナーさんが手がけたと言ってましたが、そのほかにもこだわりはあるんですか?

手島さん(omusubi teshima)

Mr. Teshima(omusubi teshima)

実は、お店自体もガスと電気の工事以外は職人さんにも頼まず、全部、自分たちで壁の木も貼ったりしてるんですよ。



おむすびマンくぼ田

omusubi man KUBOTA

おむすびだけじゃなくて、お店自体も真心込めた手作りなんですね!


おむすびは、握らず、つつむ。


おむすびマンくぼ田

omusubi man KUBOTA

おむすびのこだわりは?

手島さん(omusubi teshima)

Mr. Teshima(omusubi teshima)

握らずに、つつむことですね。
ほんと、かるーく、2〜3回つつんで、海苔で形取るみたいな感じですね。
やっぱ人によって手の大きさも違うので、人によって変わりますよね。



おむすびマンくぼ田

omusubi man KUBOTA

その違いは、手島さんが指導して統一したりするんですか?

手島さん(omusubi teshima)

Mr. Teshima(omusubi teshima)

それは、もう、その人の色なんで、そのままいってます。
なので、うちの場合、おふくろが作るのが一番うまいって言われるんですよ。
僕のはちょっと硬いって言われるんですよね。笑

おむすびマンくぼ田

omusubi man KUBOTA

さすが、マスコットキャラクターのモデルになるだけありますね!

手島さん(omusubi teshima)

Mr. Teshima(omusubi teshima)

こういう、ちがいがあるのも、人による温かみを感じてもらえていいなぁって思いますね。



今後のomusubi teshima


おむすびマンくぼ田

omusubi man KUBOTA

お父さんの代からの想いを引き継ぎながらも、今後はどんなことを考えているんですか?

手島さん(omusubi teshima)

Mr. Teshima(omusubi teshima)

この仙川で父が作ってきた基盤があって地元の方々に支えられているので、そこには感謝してしっかり大事にしていきたいと思ってますね。
そこをしっかりした上で、omusubi teshimaをまだ知らない人にも食べてもらえたらなぁって想いはありますね。

おむすびマンくぼ田

omusubi man KUBOTA

微力ですが、この記事でも、ひとりでも多くの方に手島さんのことを知ってもらえるように頑張ります!!

手島さん(omusubi teshima)

Mr. Teshima(omusubi teshima)

あとは、すぐに!って話ではないですけど、おむすび同様に、海も離せない存在なので、将来的には海の近くでおむすびをつつんで提供できたらって思いますね。

おむすびマンくぼ田

omusubi man KUBOTA

それも素敵ですね!
今日はお時間いただきまして、ありがとうございました!

手島さん(omusubi teshima)

Mr. Teshima(omusubi teshima)

こちらこそ、ありがとうございました!

手島健太 おむすびと
名前 手島健太
所属 omusubi teshima
出身地 東京都調布市
活動エリア 東京・調布
好きなおむすび 赤飯・ちまき
好きなお米

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musubi_memo

記事に書ききれませんでしたが、音楽と組み合わせたイベントをやったり、ラーメンとコラボするイベントをやったり、地元に愛されるおむすび屋でありながら、若い人々にも楽しんでもらえるような取り組みもしていて、今までのものを大事にしながらも、それだけに留まらない姿勢が素敵だな〜っと感じました。

今は、コロナ禍ということもあり、地盤を固めるタイミングだと思っているという話もされていましたが、落ち着いたらまたイベントなどもやると思うので、また伺って見たいと思います!

あと!実は、カレーパンとあんぱんもお店で売っているんです。笑
取材後にどちらもいただきましたが、これまた美味しかった!

カレーパンだけを買いに来るお客さんもいるそうです。そんなギャップも楽しい、omusubi teshimaさん、ぜひ、みなさんも仙川に行く機会があったら必ず立ち寄ってみてください!

インタビュー&編集:おむすびマンくぼ田

取材日:2020.08.19

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